4K プロジェクター BenQ HT2550 ③ まとめ

BenQアンバサダーの製品モニターで借りている HT2550の続きです。今まで使った印象を纏めてみました。

今回の仮設での設置再生中に、オートシフトが動作したのか画面の縦長さがピクピクと変わることがありました。オートの台形補正が効いているようです。一度設定が決まったらOFFにしておいたほうが良さそうです。


また一度シンクがおかしくなったのか画面の右半分だけがおかしくなったことがありました。


右半分だけがノイジーになっているのが判るでしょうか?


暫くすると右半分だけ真っ黒になりました。
そのあと入力切替を変更してまたHDMI1に戻すとなんの問題もなくなりました。
原因は、もしかしたらHDMIケーブルが2.2対応でなかった為かもしれません。




BenQさんも安価な4Kプロジェクターの兄弟機TK800や、ViewSonicからもほぼ同じ様な機種ででてきています。この調子だと、年末には10万を切る価格ももの出てくるかもしれません。ただ、直視型の4KTVもどんどん安くなっていて、65in 18万くらいまで来ています。

有機EL、50型4Kで20万円、ジェネリック、BS 4K。'18年夏のテレビ選びを考える

そのなかで、どうプロジェクターを使っていくのか。

要するに100inクラスの迫力が簡単に、明るい所でも毎日の様に使えるってのが20-30万でできないといけないと思います。
HT2550は、価格こそ15万クラスなのですがやっぱしまだ使い勝手が悪いので、50in-65inのTVより安くて良いって勧められるかというとまだまだです。

これまで設置して何度か書きましたが、レンズの焦点距離がもう少し短いくてズーム比が1.5-2程あれば家庭での設置上は便利ですね。PCデータの4K出力では多少問題があるようですが、映像の4Kデータでは問題なく4Kがみれますので、Amazon Fire TV 4Kあたりを繋いでおくととても幸せな気分になれそうです。

まあ、細かいことを云わなければ4K映像をみるにはHT2550でも十分な性能だとおもいます(上級機を使ったことはりませんが。)。しかし、実際に使っていると、入力切替やモード切替時のスクリーンが真っ黒になったまま10-30秒以上反応がなくなるのはとても使いにくいです。また、HDMI2.2対応がHDMI1のみというのもなにかと使いにくいです。
それより、なによりプロジェクターを出してきて設置するというのが一番の問題。内蔵チューナーがないのはまあHDDレコーダーでもつなげば良いのでおいておきます。

多分この機種はもっとカジュアルに使うものかとおもいます。その意味では①で書いたような、プロジェクター内蔵シーリングや、ソニーのLSPX-A1の様にもっとカジュアルに毎日使えるような型にしておくのが良いと思います。

サイドボード型にしたソニーのLSPX-A1は、価格を除けばかなり理想的な家庭用プロジェクターでしょう。天吊りでないのでかなりカジュアルに設置することができます。壁面から20cmほど離すだけで100inクラスの画面が壁面一杯に広がりますから。サイドボードスタイルは設置や引っ越しでも楽です。(ソニーのは重いので問題ありですが。)
せっかく良いスピーカー内蔵しているのに、全うなサラウンドができない!コストも結構かかっているのは理解できますし、コンセプトも良いとは思いますが、230万の価格ではなかなか買う人はいないとおもいますね。


結局如何に、常設で毎日の様にプロジェクターを使わせるかなんだとおもいます。今のプロジェクタースタイルは天吊りにしない限り使用後は片づけないといけません。天吊りは最近でこそFire TV 4Kなどのデバイスでワイヤレスでも再生可能ですが、基本的にはHDMIケーブルを入線しておかないといけないのでなかなか設置もできません。逆に片づけ前提で購入するとどうしても使わなくなる。
うちのMH680は天吊りまでしてあるのに、応接間なので結局滅多につかっていません。

だからこそ、ソニーさんのサイドボードスタイルは家庭にプロジェクターを導入させるのにはとても良いと思います。引っ掛けシーリング設置はどうしてもケーブル問題がでますし、下手に照明スイッチを切られるとプロジェクターの冷却問題もでます。

HT2550やTK800を15万前後で販売できるBenQさんからサイドボードスタイルの超短焦点モデルを作ってもらえると良いのではないかと。このブログで散々レビューしたBenQさんのコンデンサー型スピーカーの様なスタイリッシュなデザインのなかにHT2550の心臓部をいれて短焦点モデルとして貰えると結構ヒット商品になるかもしれません。
ソニーさんのようなサイドボードでサラウンドまで可能な一体型が理想的ではありますが、単なる超短焦点モデルと専用サイドボード型架台でも良いとおもいます。

BenQさんなら、きっとソニーさんの最初の桁を消した30万以下で実現可能かと。スピーカーなしなら15万程度で。そうすると、以外とヒット商品になるかもしれませんし、BenQのブランドがもっと広がるとおもいます。

ソニーの様にサイドボードスタイルとするのであれば筐体は大きくできるので静穏にも役立つでしょうし。静穏化できれば、BenQのコンデンサー型スピーカーを左右に4枚位づつ内蔵すればかなりの音質のものができるのではないかと。

毎日の4K TVが100inで見れる世界を期待しています。





他にみつけたHT2550のレビュー

http://blog.livedoor.jp/usso_can/archives/24105979.html

http://www.asuka-xp.com/benq-ht2550-reviwe.html

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