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ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ⑦ 分解 デジタル基板編

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さて、分解の続きです。肝心のデジタル基板編 まずは、右側


真ん中にATS2825の基盤があります。

次に左側
こっちはほぼ電池だけ

実はこの左右の基盤の反対側にもいろいろついているのですが、そこまでばらすと配線がきれたりしそうなので今回は中止しました。前回書いたように本気でアナログヘッドホンとして改造するときでないとちょっと危険です。


真ん中にある青い基板ですが、
ATS2825 Bluetooth Module SPEC
ここに、スペックがあります。ATS2825で検索するといろいろBluetooh接続スピーカーが引っかかりますのでそれ用の基盤のようです。
http://www.actions-semi.com/en/productview.aspx?id=195

DAQは24bitのようですが、48KHz迄ですね。ただ、USBAudio デバイスとしての仕様がわからないのですが。ただし、前に書いたように外から見えるデバイスとしては16bit/48KHzですのでちょっとハイレゾとはいいがたいですね。DSPも内蔵しているようです。それで、EQを行っていると思われます。
右側の別の石はwinbondのフラッシュメモリです。
右側の4本線コネクターがアナログ入力で次の写真のコネクターにつながります。その横の赤黒のコネクターはマイク入力、左下の外してあるコネクターにヘッドホンユニットがつながります。

また、アナログ接続時ですが、

これがφ2.5の入力基盤です。先にも書いたように一番右の4つの半田の裏から4本の赤い線が出ており、1つ前の写真の右上の赤い4本線のコネクターにつながっています。ということで少なくともバランス入力は可能ですね。

それに、基盤との接続みるとやはりアナログ接続時はAD-DAしているようです。

今回分解できなかったところはアスキーのスケルトンモデル写真である程度わかります。


1つくらい大き目の石が載っているのでこっちで何かしている可能性も少しはありますが。。。ただこのモデルUSBコネクタの位置が違う(上に穴が無い、右斜め下の穴がUSBっぽい)ので、試作モデルで内容が違う可能性が大です。

音質的には1週間ほど使ってある程度馴染んでは来ました。ハイレゾDAQ機能がなくPCでのダウンコンに頼っている様なのですくなくとも過大広告スペックではありますね。
たしかに…

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ⑥ 分解 ネットワーク基板編

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ヘッドホンユニットを分解しました。

まずは、これまでの写真でわかっていたハイブリッドヘッドホン側から



ASCIIのレポートの写真にあった通りですね。廻りにある4つのシルバーのものはマグネットでこれでイヤーパッドを止めてあります。コンデンサーユニットのサイズは、想定通り4x3cmでその背面には黒い薄いスポンジ状のものが張り付けられています。

このディバイディングネットワーク基板の裏面は


ここでよく見ると、ネットワーク基板だけでなくダイナミック型ユニットが外磁型になっていることがわかります。ダイナミック型ユニットにはインピーダンスの記載はありません。ネットで見つけている分解写真ではネットワークが10µのコンデンサー一本のハイパスフィルターであるとともに、内磁型のダイナミック型ユニットをつかっていました。下の写真のダイナミック型ユニットにはインピーダンス48Ωとの記載があります。


さてネットワークパーツを見てみましょう。


トランスはEE19サイズのパルストランスサイズと思われます。これはコンデンサーユニット用の昇圧トランスです。巻き線比は不明。
回路上にはコイルが2つとコンデンサーが2つついています。下の図面コイルを空芯でかきましましたが、フェライトコアが入っています。インダクタンスは不明。
コンデンサーのほうは次の写真の通りです。



ネットワーク回路は

コンデンサーユニット側が18db/octでのハイパスフィルター
ダイナミック型ユニット側が6db/octのローパスフィルター
になっています。
(ユニットははずしてのテストまでやってないので極性が違っているかもしれません。)

従来の内磁型のものでは、コンデンサーユニット側に6db/octのハイパスフィルターのみでダイナミック型ユニット側は素通しだったののとは大きく異なっています。


MJのヘッドホンの価格差はこのあたりのネットワーク回路の違いかもしれません。


このネットワーク基板への入口に直接ケーブルをつないでしまえば、普通のアナログヘッドホンにすることができます。

オーディオ的にはハイパスに入っているコンデンサーを交換して、ネットワーク基板直結というのが一番pureにこのヘッドホンの音が聞けると思います。基板上で組み替えればこの設定にもできますし、ダイナミック側のカーブを急峻にするコンデンサーを付けることも可能です。それよ…

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ⑤ CyberDriveのUSB Audio Class 2.0 ドライバー

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さて、前回ノジマのやつの看板に偽りありってのを暴いたのですが、なんとかHi-Resで動かないかとあがいてみました。

CyberDriveのUSB Audio Class 2.0 ドライバーは thesycon 社製の様です。


ドライバー指定して入れようとしてもダメ

Windows10 RS3ののUSB 2.0ドライバーも同様にダメですね。

とりあえず、CyberDriveのドライバーのinfをゴニョゴニョ書き換えて使えないかとやってみたところ、Win10ではcatファイルが必要なのようで簡単にはいきませんでした。

調べてみるとRatocなど他社のもほぼこのメーカー製の様です。



そこで、1つ前のRS4ベータの USB 2.0ドライバーとなったわけです。
Windows 10 Build 17115.rs4_Rel180302-1642のUSB Audio 2.0状況 RS4をいれているノートPCにノジマをつないでみても、RS3のPCと全く変わらず

しかでません。
一応、Zeus Playerの機能で DSDデータでも、48KHz 16bitに変換して再生することはできますけどね。



これは、決してハイレゾではありませんからね。
これ以上は分解しないと判りませんが、ここまでの様子からするとどうもDSDなどが再生できるDAQを搭載している訳ではなさそうです。
次回予告

Windows 10 Build 17115.rs4_Rel180302-1642のUSB Audio 2.0状況

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某ノジマのコンデンサーハイブリッドヘッドホンがどうやら、Hi-Res DAQ搭載でないことはすでに書いたが。(実は、これ書いている時点では分解して真相は分かってます。)
ノートPCを1台 insiderでRS4にしているので、USB Audio 2.0の対応状況を調べてみました。

手持ちのハイレゾUSB Audio ですが、Ratoc の RAL-DSDHA2はRS3迄はドライバーが必要でしたが、このバージョンではドライバー無で認識されます。



また、上海問屋他でもうっているSYBASONICの安いハイレゾDAQはさらに多いハイレゾモードをもっています。




というところで、別にかきますが。冒頭のあれはRS4につないでも、これまでと同じものしかでませんでした。

ちなみに、立体音響タブの機能はよく効きます。



これはWindows 10 Build 17115.rs4_Rel180302-1642での状況であり、正式リリースでは変わる可能性があります。RS3のときも変わったことがあるようですので。

【藤本健のDigital Audio Laboratory】Windows 10新バージョン「Creato

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ④ 機能編 Hi-Res再生はできない!?

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このヘッドホンのレビューの2回目に「さらに操作時の音声ガイドの声が聞き取りにくい。」と書きましたが、暫く使っていると判ってきました。

音声にエコー(or サラウンド)が掛かっているのも問題ですが、それ以上に翻訳がおかしいのです。特に最初の電源ONのところが「ちからについて」と言っているので何を言っているのか最初のうちは聞き取れませんでした。

マニュアルによるボタンに音声ガイドが配置されていますが、




ボタン1 長押し

力について / Power ON    → Bluetooh Bluetooh ペアリング

電源オフ / Power Off

ボタン1 短押し

あそび / Play
ポーズ / Pause

あとのボタンは、一応問題ない様子です。(「次/前の曲」でなく「次/前の歌」ですが。)

Bluetooth接続

現在はATP-X HDなどのBTハイレゾ接続法が開発されていますが、このヘッドホンはBluetoothのATP-X接続が可能なデバイスでの接続もしてみましたがATP-X接続ができないので、どうやらSBCのみのサポートのようです。BT接続時はCAEEによるアプコンによる偽レゾ再生のみの様です。

アナログ接続

マニュアルにも


という記載があります。これって、入力関係なく内部にヘッドホンアンプが入っているのではないでしょうか?Bluetooh接続ができるのである意味当然かもしれませんが。
なので、ノジマのレビューにあった音量が小さいのはこの音量コントロールが小さかったものと思われます。
分解してみないとわかりませんが、アナログだけなのか、DAしてからADしている仕様の可能性もあります。

USB接続(USBオーディオストリーミング)
マニュアルのステップ1のところの説明は誤植です。ステップ2からでOKです。
電源をいれるだけで、電源をいれた状態でPCに接続します。

ただ、Cyberdrive からDLできるドライバーでも、MSのUSB Audio 2.0ドライバーでも認識しません。なので、接続しただけでは16bit 48KHzのデバイスとして認識されるのでこれではHi-Res ネイティブ再生は不可能です。

ちょっとinfファイルを調べてみるとCyberdrive のドライバーは
"Cyberdrive Hi-Res Audio Device"=_Install, USB\V…

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ③ エレクトロスタティックハイブリッドドライバーってなんだ

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エレクトロスタティックハイブリッドドライバーがこのヘッドホンのユニットらしいけど台湾のITRIで開発ってなっています。


で、いろいろ調べてみると

このElectrostazのドライバーを採用したヘッドホンは、2010年頃からVeriSonixで販売を始めているようです。同社のテクノロジーのページをみるとダイナミック型ユニットがφ50のも計画はされているようですが、ここ以外にはφ50の記載がないので、おそらくすべてφ40のユニットでしょう。
木工細工も台湾でCNCを用いて行っているようで、たしかにキャビティーの形状や材質次第で音が変わるので同じユニットでも価格差がでても当然ではあります。

どうも、Mitchell&Johnsonのは、VeriSonixのOEMの様ですね。国内ではヘッドホンしか販売していませんが、2012年操業の英国ロンドンのAV機器メーカーです。
英語サイトになりますがHead-Fiにも記事がありました。

Mitchell&Johnsonのシリーズのレビューは eイヤホン梅田EST店スタッフのBlog にありました。ただ、おそらくは同一ユニットだと思われるので、キャビネットの違いだけ?でこの価格差はちょっとねって思ってしいます。ケーブルも違うようです、高級機はバランス接続ができるようになっています。

【レビュー】Mitchell and ​​Johnson GL2 静電型がこの価格!?

などにあるように、一定の音質の評価は得ているユニットの様です。
まあ、台湾ブランドでは売りにくいから英国のAV機器メーカーとして売っていこうという感じじゃないですかねぇ。

今回のノジマのEA-BT4HSは、ユニットは同じもののハウジングがプラスチックなので高級バージョンの様なことはありませんが、サウンドの傾向としては上記のレビューに近いものだと思います。

でこの ハイブリッドエレクトロスタティック をアマゾンで検索してみると。

IN2UITというブランドのヘッドホンが出てきます。どうもここもOEMというのかでデザイン違いというのかで同一ユニットを使ったものを販売しています。ここでもデザインによって大きく価格は違いますね。一部のスタイリッシュなモデルはIN2UITでのみ販売の様です。

また、IN2UITはBlueTooth接続のスピーカーも販売しており、…

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ② 音質レビュー仮(壱)

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まだ、半日ほどの使用のEA-BT4HSですがアクセスが多いので軽く書いてみます。
結論的にいうと、まあ1万のヘッドホンなら結構音が良いのではというところ。

特にBluetooth接続時は、他のBluetooh接続ものに比べるとかなり良いのではないでしょうか?イヤホンタイプでなく、オーバーヘッド型Bluetoohで1万ちょい位のも持っていますが、音は良いとおもいます。

BTでの音質ですが、まだiPhone 6Pでしか確認していません。また、ソースは手持ちデータやAmazon Musicからストリーム等です。

音質モードが、Music、映画、ゲームの3種類があります、

とりあえず、個人的にはゲームは使えない感じですね。音量にもよるのでしょうが音が割れます。このあたりはユニットがエージングされていないせいもあるとおもいます。

音楽に関しては、Music、映画共にまあ良いとおもいます。映画のほうが多少音像がひろがりますが、残念ながら前方定位はしません。(一応、マニュアルにイコライズにDSP処理はしていないとありますので、ユニットだけで前方定位させようとすると、STAX Σのようにユニットハウジングを大きくしてすこし前から鳴らさないと原理的には無理ですからね。)

まだ数時間の試聴なのでコンデンサーらしいとまでは言えないですが、JAZZヴォーカルなどもかなり綺麗に再生してくれます。(これで前方定位さえしてくれれば◎なんですけど。)一応、コンデンサーらしさとしてクラシックやバラードなどの細かい音も再生してくれています。(今回の試聴の半分くらいは車のなかだったので厳密にはわかりません。)少なくとも愛用中のゼンハイザープリン (HD598) よりは繊細さ(線が細いかも)はあるようです。

まだUSB接続もしていませんが、デモ音源か内蔵メモリにデータが入っているようでBit Rateは不明ですがこれらの再生もかなり良好です。

ノジマのレビューで鳴らないみたいなことがありましたが、たぶん充電されていないせいではないでしょうか?(未確認)満充電までには4時間くらいかかったと思います。その後3時間くらいBTで聞いていましたが問題ありませんでした。

アナログケーブルはヘッドホン側がφ2.5, 機器側がφ3.5の糸巻です。INGIGOGOのサイトではバランス接続が可能のようなことが記載されていま…

ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ① 届きました

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ちょっと前のコンデンサー型のスピーカーで騒いだことがあったが、今回ノジマから1万ででたコンデンサー型ハイブリッドヘッドホンも買ってみた。
ノジマ、限定9,800円の静電+ダイナミック型ヘッドフォン。8GBストレージ内蔵


付属品はステレオミニプラグと、マイクロUSBケーブルのみ。ただし両方とも布巻ケーブルです。

このヘッドホン、以前にINDIGOGOで出ていたやつが商品化され、Cyberdrive HP112Aとして販売されているものをノジマがプライベートブランド用として引き取ったものみたいです。ただ、ロゴもなにも変えていないので、日本語マニュアルだけつけて販売っていったとこでしょうか。




マニュアルみると、不思議な点があります。アナログ端子は下向きについていますが、USB端子はユニットの上向きについています。(USB端子がみつからなかったのでマニュアル見ました。)

ということは、USBオーディオモードでも動作しますが、そのときのケーブルは上向きにでている状態になるってことです。Hi-Resはおそらくこのモードのときと、もしかしたら内蔵メモリにデータをいれたときのみの動作だとおもいます。

これに使われているコンデンサー型ユニットは、STAXのようなダイナミックバイアス型でなく、スタティックバイアス型のタイプです。STAXでも昔は標準バイアス品とPROバイアス品でバイアス電圧、膜間距離などが違っていました。スタティックバイアスのコンデンサー型といえば、マイクロフォンでは沢山ありますが、ヘッドホン用でもでてきていたようですね。(昔はSTAXヲタだった頃もあったのですが、ここ20年ほど離れていたので)

スタティックバイアスだと、どうしても振動膜のギャップがとれないという問題があるのですが、どう解決しているのでしょうか?このユニットについてはこちらが詳しいです。
といっても私の疑問に答えられるデータはありませんが。もっと詳細はここです。

ただ、すでに同じユニットをつかったヘッドホンは数多くでており、Mitchell&Johnson社のヘッドフォンなどがあるようです。


ノジマ EA-BT4HS 音楽再生機能内蔵Bluetoothヘッドホン!

のコメントに、

Indiegogoで$50で買ったけど悪くないよ、少なくともその値段ならアリ 
ただ有線で聴いてもバッテリーを消費するとかいうマヌケな…