ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ③ エレクトロスタティックハイブリッドドライバーってなんだ
エレクトロスタティックハイブリッドドライバーがこのヘッドホンのユニットらしいけど台湾のITRIで開発ってなっています。
で、いろいろ調べてみると
このElectrostazのドライバーを採用したヘッドホンは、2010年頃からVeriSonixで販売を始めているようです。同社のテクノロジーのページをみるとダイナミック型ユニットがφ50のも計画はされているようですが、ここ以外にはφ50の記載がないので、おそらくすべてφ40のユニットでしょう。
木工細工も台湾でCNCを用いて行っているようで、たしかにキャビティーの形状や材質次第で音が変わるので同じユニットでも価格差がでても当然ではあります。
どうも、Mitchell&Johnsonのは、VeriSonixのOEMの様ですね。国内ではヘッドホンしか販売していませんが、2012年操業の英国ロンドンのAV機器メーカーです。
英語サイトになりますがHead-Fiにも記事がありました。
Mitchell&Johnsonのシリーズのレビューは eイヤホン梅田EST店スタッフのBlog にありました。ただ、おそらくは同一ユニットだと思われるので、キャビネットの違いだけ?でこの価格差はちょっとねって思ってしいます。ケーブルも違うようです、高級機はバランス接続ができるようになっています。
【レビュー】Mitchell and Johnson GL2 静電型がこの価格!?
などにあるように、一定の音質の評価は得ているユニットの様です。
まあ、台湾ブランドでは売りにくいから英国のAV機器メーカーとして売っていこうという感じじゃないですかねぇ。
今回のノジマのEA-BT4HSは、ユニットは同じもののハウジングがプラスチックなので高級バージョンの様なことはありませんが、サウンドの傾向としては上記のレビューに近いものだと思います。
でこの ハイブリッドエレクトロスタティック をアマゾンで検索してみると。
IN2UITというブランドのヘッドホンが出てきます。どうもここもOEMというのかでデザイン違いというのかで同一ユニットを使ったものを販売しています。ここでもデザインによって大きく価格は違いますね。一部のスタイリッシュなモデルはIN2UITでのみ販売の様です。
また、IN2UITはBlueTooth接続のスピーカーも販売しており、これらもT10 ELECTROSTATZ®ドライバーユニットを使っています。
なかでも、FILOは、2013年のGood Designを受賞しているようです。音質的にもみとめられていたということですね。スピーカーシリーズのなかのBoomPackをみると、ウイング状にコンデンサーユニットが動くところなど、どうもBenQ treVoloもこのELECTROSTATZドライバーを使っているのではないかという気がしてきました。
ヘッドホンに話を戻しますが、分解写真発見
内部は、ELECTROSTATZ用の昇圧トランスと、ハイパス用の10µのコンデンサーのみです。中国語になりますが、この10µのコンデンサーをフィリップスのものに交換するとかなり音が良くなったようです。MJのヘッドホンの音の違い(価格の違い)はこんなところにあるのかもしれません。
で、今回の EA-BT4HSが 元は、CyberDrive の HP112Aであることは初回にかきましたが、調べていると 2017夏のポタフェスでスケルトンもでるも展示されていたことが判りました。
2017夏 ポタフェスに行ってきました より
#ポタフェス秋葉原 2017夏
だいせんせい(e☆イヤホンPR)だいせんせい(e☆イヤホンPR)
ASCIIにもありました。
ASCIIの写真でも使用しているDAQなどの詳細は判りませんね。ただ、電池が左側にはいっていること、ネットワーク部はI501のように10µだけでなく、コイルが2個、コンデンサーが2個あるようです。また静電ユニットは耳に対して15°ほどオフセットして設置されているようです。改めて分解写真をみるとすべてこの角度の様です。このあたりで広がりを出そうとしているのかもしれません。
また、このネットワーク基盤の位置がモデルによって静電ユニット側だったりダイナミック型ユニットだったりしています。
まだまだ不明な点もありますが、大体の素性は判ってきた感じです。
===============================================
以下続きます。
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ① 届きました
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ② 音質レビュー仮(壱)
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ③ エレクトロスタティックハイブリッドドライバーってなんだ
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ④ 機能編
で、いろいろ調べてみると
このElectrostazのドライバーを採用したヘッドホンは、2010年頃からVeriSonixで販売を始めているようです。同社のテクノロジーのページをみるとダイナミック型ユニットがφ50のも計画はされているようですが、ここ以外にはφ50の記載がないので、おそらくすべてφ40のユニットでしょう。
木工細工も台湾でCNCを用いて行っているようで、たしかにキャビティーの形状や材質次第で音が変わるので同じユニットでも価格差がでても当然ではあります。
どうも、Mitchell&Johnsonのは、VeriSonixのOEMの様ですね。国内ではヘッドホンしか販売していませんが、2012年操業の英国ロンドンのAV機器メーカーです。
英語サイトになりますがHead-Fiにも記事がありました。
Mitchell&Johnsonのシリーズのレビューは eイヤホン梅田EST店スタッフのBlog にありました。ただ、おそらくは同一ユニットだと思われるので、キャビネットの違いだけ?でこの価格差はちょっとねって思ってしいます。ケーブルも違うようです、高級機はバランス接続ができるようになっています。
【レビュー】Mitchell and Johnson GL2 静電型がこの価格!?
などにあるように、一定の音質の評価は得ているユニットの様です。
まあ、台湾ブランドでは売りにくいから英国のAV機器メーカーとして売っていこうという感じじゃないですかねぇ。
今回のノジマのEA-BT4HSは、ユニットは同じもののハウジングがプラスチックなので高級バージョンの様なことはありませんが、サウンドの傾向としては上記のレビューに近いものだと思います。
でこの ハイブリッドエレクトロスタティック をアマゾンで検索してみると。
IN2UITというブランドのヘッドホンが出てきます。どうもここもOEMというのかでデザイン違いというのかで同一ユニットを使ったものを販売しています。ここでもデザインによって大きく価格は違いますね。一部のスタイリッシュなモデルはIN2UITでのみ販売の様です。
また、IN2UITはBlueTooth接続のスピーカーも販売しており、これらもT10 ELECTROSTATZ®ドライバーユニットを使っています。
なかでも、FILOは、2013年のGood Designを受賞しているようです。音質的にもみとめられていたということですね。スピーカーシリーズのなかのBoomPackをみると、ウイング状にコンデンサーユニットが動くところなど、どうもBenQ treVoloもこのELECTROSTATZドライバーを使っているのではないかという気がしてきました。
ヘッドホンに話を戻しますが、分解写真発見
内部は、ELECTROSTATZ用の昇圧トランスと、ハイパス用の10µのコンデンサーのみです。中国語になりますが、この10µのコンデンサーをフィリップスのものに交換するとかなり音が良くなったようです。MJのヘッドホンの音の違い(価格の違い)はこんなところにあるのかもしれません。
だいぶユニットの素性がわかってきました。
2017夏 ポタフェスに行ってきました より
#ポタフェス秋葉原 2017夏
だいせんせい(e☆イヤホンPR)だいせんせい(e☆イヤホンPR)
ASCIIにもありました。
ASCIIの写真でも使用しているDAQなどの詳細は判りませんね。ただ、電池が左側にはいっていること、ネットワーク部はI501のように10µだけでなく、コイルが2個、コンデンサーが2個あるようです。また静電ユニットは耳に対して15°ほどオフセットして設置されているようです。改めて分解写真をみるとすべてこの角度の様です。このあたりで広がりを出そうとしているのかもしれません。
また、このネットワーク基盤の位置がモデルによって静電ユニット側だったりダイナミック型ユニットだったりしています。
まだまだ不明な点もありますが、大体の素性は判ってきた感じです。
===============================================
以下続きます。
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ① 届きました
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ② 音質レビュー仮(壱)
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ③ エレクトロスタティックハイブリッドドライバーってなんだ
ノジマの1万円の コンデンサー ハイブリッド ヘッドホン EA-BT4HS ④ 機能編
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