40KWリーフのリプロ (バッテリー高温時の充電速度対策)

少し前に、広島までリーフでいった大変な目に合ったことを書きましたが、そのあとディーラーから対策ファームがあることを伺いました。その詳細をディーラーに問い合わせていたのですが、なしの礫でした。

ここにきて、あちこちに新型リーフで高速走行後に全然電力が入らないことが、書かれ始めました。今回の猛暑で、私が広島往復時に味わった充電の苦労が簡単に発生しているようです。

まずは大御所のところでの記事
日産リーフ、カンペキに夏ばて~!
(初出時無かった記事ですが、これ公開直後に出たので追加。)
新型リーフ、酷暑で急速充電も低速充電に。寿命も不安です(2日)
電気自動車王国だった沖縄、今や見る影も無し! 日産は都合悪いことを隠し過ぎ

下は旧型の初期モデルの話だと思いますけどね。
ただ、上のほうのが具体的なことを書いてないですが今回の問題です。
下の記事のタイトルのセンセーショナルさに比べれば、上は結構マイルドに書いています。実体験ではないからでしょうかね。

価格comの書き込み
将来リコールかも・・・
高速充電器でも充電速度が違う?

価格comの書き込みをよく読むと私と同じように、走っている時間と同じ時間充電にかかっている方がいます。3時間位で走れるところを6時間近くかかるとさすがに嫌になるのは判ります。

価格comの書き込みにもある、クレームに対する個別対処で行われるリプロ(Re-Programing)の内容は以下の通りです。


これはあくまでもリコールではなく、個々の使い方で充電されないという苦情に対応する対策ファームです。

横軸がバッテリー温度で、縦軸が充電電力です。50℃を超えるとほぼ15Kwでしか充電できないってことで、今回の私の結果と同じ。マナー違反というお代わりをしてもぜんぜん入らないという結果は前に書いたとおりですし、大御所も記載している通りです。

でも、これよくみると対策ファームを行っても、前のZS0より、まだまだ充電速度が遅いってことです。50℃でも旧型だと大体30KWでは充電できます。
バッテリーが大きくなっているのに充電速度遅いってことは、バッテリーを使ってしまうと全然入らない。%表示でみると全然増えないという印象が大きくなるはずですね。長距離だと、バッテリーの使える範囲ならともかく、充電が必要になると下手するとZE0より大変になるってことです。
(悪い見方をすると、バッテリー劣化による交換を避けるために充電速度をわざと落としてきたのかもしれません。)

この現象は、実感に合いますしディーラーで旧型で東京大阪をしているユーザーがいるっていう話にも合います。さらに、新型はバッテリーが冷えにくいっていう印象もありますので、ここのところの猛暑ではどの新型も本来の充電電力では充電できてないと思われます。

使い方も含めリーフは楽しめるっていいっている間は良いですが、高速を80Km/hで走るのはかなりつらいです。(せめて100Km/hからクルーズコントロールの上限の115Km/hでの走行で走りたい)それに、その速度で走っても全然バッテリーは冷えないってのが実感ですね。大御所さんのブログの写真(EVラリーカー)の強制冷却していますが本当にそんな感じです。

eNV200でおこなったバッテリークーラーの装備をどうして、新型に導入しなかったんでしょうね。

一番簡単な冷却法は、バッテリーはフロア下~後部座席下なので、充電場所のところに水を張った浅いプールにでもしておけばひえるんじゃないかなぁ。

コメント

このブログの人気の投稿

ASMediaのASM1351を使ったUSB3.1 gen2(10Gbps)ケースのファームウェアアップデート

USB 3.1 Gne2 のケーブルの話 ② 延長や100均のType Cケーブルは

Windows 10 1803 アップデートでまた指紋認証がダメになって、修復成功